1956年作 先代孤舟 セピア段巻 総塗 握り:綿糸巻 漆塗仕上げ 4継13.2尺 1991年 二代目孤舟(羽田)さんから譲って貰った竿です。 私の実家が大阪住吉区の孤舟さん宅と 近かった事も有り頻繁に竿の作り方なども教えて貰いていました。 この竿は1956年作の 非売鶺鴒13尺ですが、[66年前に製作された竿です] 1956年に竿師さんでは初めて大阪国税局が税務調査で先代孤舟氏の所に監査が入った年で、その為、竿の生産数が極端に少ない年の竿だったそうです。 (数少ない非売の落款が刻印されています) と二代目孤舟(羽田氏)から伺がっていました。 私がよく羽田さん宅に伺がっている時に先代が遺していた4本有る竿の中の 1本で、ちょうど私の生まれ年と同じ 1956年作で、とても綺麗な竿だったので、譲って貰った竿です。 使用頻度は私が購入してからは1度も 使用せずに大切に室内保管して飾っていました。 二代目孤舟氏いわく、先代が製作し終わって 1度だけ堺市の箱池で試釣しただけと言っておられました。 当時に近い 竿の艶も有り、傷・口込みの欠け、割れも無く 美品の銘竿と思います。 当方66歳になり15年位竿を握らなくなり、先代孤舟ファンの方の目に止まればと思い出品させて頂きました。 勿論竿とご理解の上、御検討 宜しくお願い致します。