アンティークのスプーンを加工して指輪にしました。牛で引く馬車のことを牛車といいます。馬ではないですしね。馬車は昔の日本にもありましたが、馬は戦用、牛は農耕用というのが私の見解です。馬は機動性に優れた足であったことから戦で用いられており、牛は馬のように俊敏さがないけれど馬並みかそれ以上にスタミナがあり農耕に用いられていました。牛は乳も出ますしね。そんなわけで、戦国もので「馬を出せー」と言ったらなるはやで！というニュアンスで、急ぎでないなら牛+快適空間（籠）もつけちゃえ！という感じです。そうなると、かぐや姫はゆっくりご帰宅されたご様子。貴族用のものであることから装飾も凝っており、ハイソサエティーの様式が垣間見えます。このリングの最大の見どころは籠の造形の見事さに尽きます。和モダンを好む方に。和装にはもちろん、和のエッセンスを取り入れたい方に。カトラリージュエリーに造詣の深い方でも、なかなかの希少種だといえます。私が今まで作ってきたカトラリージュエリーの中で、もっとも重くごつい部類です。個性があるといえば聞こえが良いですが、やや上級者向けです。※鋭利な箇所がありますのでお取り扱いには十分にご注意ください未接着。燻入れ処理済み。鏡面仕上げ。重量 : 19gR683Creema限定